新入社員を迎えて (入社式挨拶抜粋)
みなさん 入社おめでとうございます。
今回ご縁があって当社に入社されました皆様に対し会社を代表して心より歓迎いたします。
今年は本社・営業本部3名と埼玉工場3名、計6名をお迎えすることができました。
これから、勤務していただき当社の良い点、悪い点を感じてもらうこととは思いますが、日本金属箔工業の特徴、良い点を2つ紹介しておきます。
1つはお客志向で対応していることで、特にお客様が困っているときは、「NO」と言わず、できる方法を探して対応してくれていることです。この姿勢がお客様に受けて販売を伸ばしてくれています。皆様も、上司より指示されたときに、出来ないという前に、出来る方法を検討し、指示に応えるように努力願いたい。
2つ目は対応の速さだと認識しております。一歩でも早いと心の余裕ができます。早い対応は場合によってはコストや技術をもカバーする事があります。皆様も、指示、業務に対し速やかに処理することで、他の人より優位に立つことができます。この「顧客対応」と、「速やかな対応」の良いところを皆様も早く受け継ぎ、成果につなげていただければと考えております。
一方、皆様の環境も今までの環境から大きく変化するはずですし、変化していただかなくてはなりません。今期の経営方針にも掲げました「少し背伸びして頑張ろう」も昨日よりも今日、自らを変えてながら成果に繋げてゆこうと敢えてスローガンに掲げました。
ダーウインの「種の起源」に生き残れるのは強い者ではなく、変化に対応できる者である」と書かれています。世の中の変化を先取りして、自らが変革できる知恵が大切であると認識しています。今回、残念なことに東北関東大震災が発生し、全国的な景気の停滞が見込まれます。しかしながら、リーマンショックの後は販売低下したものの、日金の特徴を生かし、素早い対応でまずまずの決算を残すことができました。今回の震災の影響も大きな痛手ではありますが、早い対応で、全員で乗り切れることと確信しております。
先輩たちと一緒に頑張ってゆきましょう。
最後に健康に留意され、早く会社に溶け込まれ、皆様の力を発揮していただけることを期待して皆様を迎える歓迎の言葉といたします。
2011年4月1日
日本金属箔工業株式会社
代表取締役社長
奥田 稔