新着情報

2012年 1月5日 年始にあたり全社員に対し社長より次の訓示がありました

2012/01/05

新年あけましておめでとうございます。
良いお年を迎えられたことと お喜び申し上げます。
さて、昨年は3月に東日本大震災、原発事故が発生し、日本の経済活動がストップ、その後も、ギリシャをはじめとする欧州の金融不安が世界中を駆け巡り、遠く離れている日本にも影響しております。また急激な円高により輸出不振に陥いり弱い経済活動に輪をかけて重圧となっております。
このような中で、弊社は4年連続、予算並びに前年実績を超える好決算を続けております。
70期(2011年度)は未だ3ケ月を残しておりますが、12月までの決算状況では69期(2010年度)を上回る結果が得られており、過去最高益を今期も継続する状況にあります。
これは、お客様のご支援と諸先輩が築かれた基礎の上に立ち、社員の皆さんが全員一丸となって目標に向かって努力してくれた結果と感謝しております。
今年のGDP成長率は経済界アナリストの予想では1%台と昨年と変わらない状況が続く予想されていますが、来期の予算編成にあたり弊社は「少し背伸びをして頑張ろう」から、71期(2012年度)は「もっと背伸びして頑張ろう」と高いスローガンに置き換えました。
4月から始まる71期(2012年度)予算も利益重視を重点施策として掲げ今期以上の受払額の予算を立てております。そのためにも、営業各位は新規の受注を積極的に取り込んで頂きたいし、工場はサンプル作成を含め初期の小ロットにも対応し製品の品質を向上させ、お客様に満足していただけるよう取り組んでいただきたい。 経常利益も今期予算より高い目標を掲げておりますが、現在の状況からして、達成可能な数字と判断しております。
今年は辰年、龍の年です。流れの急な龍門という川を登りきった鯉は龍になるという漢の故事があります。成功へと至るために乗り超えなければならない難しい龍門=難関を登龍門というわけですが、
弊社も、決算が予算を超えた、過去最高と浮かれているのではなく、会社のレベルを上げる努力を行う時と判断しております。会社を構成しているのは皆さんで、社員の皆さんの一人一人の品格を高めてゆくことで会社もレベルアップしてゆきます。組織の原点として当たり前のことですが、改めて報告、連絡、相談の「報連相」をより強く進めてゆきたいと考えております。
世間で認知される会社にレベルアップするためにも、今年も「登龍門」を社員一丸となって超えて行きましょう。
                                                              社長 奥田 稔