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2013年3月期決算に関するお知らせ

2013/06/17

2013年6月17日の株主総会で2013年3月期の決算がご承認されましたので概要をお知らせいたします。

当事業年度における我が国の経済は長期化する円高やデフレーション、欧州の経済危機
問題等により低調な動きで始まりましたが、政権交代後は経済、外交等が新しい目標に向かって動き出しました。実質的な成果はまだないものの方向性が見えてきたことより停滞ぎみだった経済活動は活発に動き出し市場は明るさを取り戻しつつあります。
このような中、当社2013年度3月期(71期)の売上高は昨年対比で大幅な減収となり最近では最低の販売額となりました。販売不振の主な原因は商権の喪失よりも顧客先すなわち末端市場が停滞していることによるものと判断しております。
一方、受払額は重点施策として取組んできた新規深耕開拓や新規製品の獲得が高採算品の販売に繋がり、受払額は昨年額を超え売り負けをカバーできる状況で締めることができました。
在庫につきましては全員が在庫に対する意識の高まりから、売り上げに見合う製造、仕入れが浸透し長期滞留品、廃棄処理額を大幅に削減することができ近年最低の在庫量にまで低下することが出来ました。(途中略)
最後に弊社の決算は厳しい売上状況にあるものの、高採算品の取込、不採算品の見直し、経費の削減策実施等により経常利益は過去最高となりました。結果として09年以降4年連続で過去最高益を更新しております。
 これもお取引先のご愛顧、購入先、関連会社のご協力によるものと深く感謝しております。引き続きましてご指導ご鞭撻頂きますよう重ねてお願い申し上げます。
                                                      2013年6月17日 
                                                      日本金属箔工業㈱  
                                                      代表取締役社長 奥田 稔